『経営戦略の実戦』『戦略暴走』事例検索サービス

このサイトについて

本サイトは『経営戦略の実戦』(三品和広)の第1巻〜第3巻と、『戦略暴走』(三品和広)に掲載されている事例の検索サービスサイトです。 経営戦略の事例を「企業名」「ジャンル」などから検索できます。ぜひ『経営戦略の実戦』シリーズ・『戦略暴走』の書籍と合わせて、本サイトのキーワード検索目次検索をご活用ください。

  • 目次検索

    『経営戦略の実戦』シリーズ・『戦略暴走』の目次から事例(ケース)を検索できます。

  • キーワード検索

    企業名・サービス名・業界などからキーワードで検索できます。予測検索機能も付いています。

事例(ケース)の見方

本サイトの事例は企業ごとに表示しています。事例を探しやすくするため、『経営戦略の実戦』シリーズ・『戦略暴走』の紙面に掲載されてるケース番号やページ数を企業ごとに掲載しています。

紙面掲載例

『経営戦略の実戦』シリーズについて

このシリーズは、戦略を結果から手繰り寄せる試みです。肝心要の結果を第1巻は利益率、第2巻は成長率、第3巻は占有率で測っています。とにかく経営戦略は観念的もしくは抽象的に語られることが多いですが、このシリーズでは日本の成功事例を網羅的に総計350以上も掘り起こしています。生身の人間が実戦のなかで繰り出し、素晴らしい結果を生んだ戦略を具体的に把握できるだけでなく、複数のケースに共通する戦略パターンも鳥瞰できます。経営幹部候補生にとっては、ヒントの宝庫となること間違いありません。(三品和広)

『戦略暴走』について

戦略は保守に走り過ぎると慢性的な低収益(不全)につながりますが、攻めに走り過ぎると巨額の特別損失計上(暴走)につながりかねません。この本は、後者の事例を網羅的に調べ上げたものです。対になる本として『戦略独走』の構想を温めていましたが、そちらは結局のところ『経営戦略の実戦』シリーズ全3巻に化けました。

良かれと思って打った手が裏目に出るケースには、いくつかのパターンがあります。花王型、三菱電機型、東京製綱型、レナウン型、日本電気硝子型、NEC型あたりが代表的なところですが、同じ轍を踏んでは不勉強と言われてしまいます。参考にしていただければ幸いです。(三品和広)

著者プロフィール

三品和広

1959年名古屋市生まれ。1989年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。同年ハーバード大学ビジネススクール助教授に就任。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。最初の著作である『戦略不全の論理』(2004年)で第45回エコノミスト賞、第21回組織学会賞(高宮賞)、第5回日経BP・BizTech図書賞を受賞。一連の著作を通じて、日本企業の戦略不全症の打開策を模索してきた。創業経営者の引退と操業経営者の台頭により、劣化した事業立地からの「転地」が難しくなったことが不全の原因であることを突きとめる。「経営戦略は人に宿る」というスタンスから、切れ味の鋭い提言を続けている。